2020年8月24日(月)

新型コロナ 茨城、累計感染者503人に 4割が8月に集中 複数クラスター影響

23日は新規5人

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県と水戸市は23日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに5人確認されたと発表した。いずれも軽症か無症状。桜川市の30代自営業男性と八千代町の20代無職男性の2人は、クラスター(感染者集団)が発生したつくば市天久保1丁目の「Club Rouge(クラブルージュ)」の利用客で、同店関連の感染者数は11人に拡大した。累計感染者は503人となり、今月10日に400人を上回ってから2週間足らずで500人を超えた。

県によると、桜川市の男性は8月中旬に同店を利用し、無症状。八千代町の男性は8月上旬に同店を利用し、15日に39度台の発熱、19日以降に味覚や嗅覚の障害があった。いずれも22日にPCR検査を行い、陽性が判明した。

常総市の10代女子生徒は県外の学校に在籍し、8月上旬から中旬にかけ、首都圏を私用で複数回訪れた。土浦市の50代会社員女性は県内勤務で、社内の濃厚接触者の有無を調べている。

水戸市の60代無職女性は10日から発熱などの症状が出て22日のPCR検査で判明した。女性は12〜22日までに3回別々の診療所を受診。経路不明という。

県や水戸市によると、新型コロナ感染者のうち新たに9人が23日までに回復。県内の退院・退所などは403人となった。

500人を超えた県内感染者の約4割は、8月中に感染が確認されている。水戸市やつくば市の「夜の街」を巡る複数のクラスター発生などが背景にあり、1日当たり2桁の感染者の発表があった計17日間のうち、11日間が8月以降だった。

県は、クラブルージュの所在地周辺の飲食店の従業員や利用客を対象に集中検査を実施。22日までに206人を受け付け、検査済みの38人は全員が陰性だった。また、水戸市の大工町や泉町など5地区を「特定繁華街」と設定して実施した一斉検査は、21日で検査の受け付けを終了。1082人の検体を採取し、23日までに2人の陽性とほか1080人の陰性を確認した。

3〜5月の「第1波」では医療機関や福祉施設などでのクラスターが見られた一方、8月以降はキャバクラ店を中心とする夜の街関連のほか、高齢者の日中利用が多いカラオケ店での感染が増えた。県は早期の店名公表で、感染拡大の封じ込めを図っている。

初めて感染者が確認された3月17日以降の感染者数を地域別に見ると、水戸市が最多の75人。次いでつくば市55人、古河市36人、神栖市25人と続き、県内の広い地域で感染の広がりがみられる。

■県内感染確認者
503人(前日比+5人)
うち死者 11人
退院・退所等 403人
(県発表、23日午後10時現在)



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