2020年8月25日(火)

マムシにご用心を 下妻市がHP、広報紙で注意促す 昨年被害3件、痛みや腫れ

子ヘビとみられるマムシ。昨年9月、下妻市の男性が左手薬指をかまれた=同市高道祖(被害男性の提供写真)
子ヘビとみられるマムシ。昨年9月、下妻市の男性が左手薬指をかまれた=同市高道祖(被害男性の提供写真)

下妻市は、市ホームページや広報紙で、マムシ(和名ニホンマムシ)に注意するよう市民に呼び掛けている。昨年、市内でマムシにかまれたという市への情報提供が3件あったためだ。かまれると激しい痛みや腫れなどの症状があり、救急搬送されるケースも。市生活環境課は「マムシを発見した場合は絶対に近づいたり、触ったりしないでほしい」と話している。

「針で刺したような強い痛みだった」。同市高道祖の30代男性が振り返った。

昨年9月下旬、自宅近くの公園で手作業で草刈りを行っていたところ、左手に突然痛みを覚えた。作業用手袋を取り、薬指の付け根を押さえると第2関節下の2カ所から血が出た。足元にはヘビがとぐろを巻いていた。診断時の証明用にスマホで撮影。見た目は子ヘビでマムシだった。

男性はいったん自宅へ戻り、救急車でつくば市内の病院へ。患部が少しずつ青紫色に変色し、腫れは患部周辺から手首、最終的に肩下まで広がった。1週間入院し、通院終了は12月下旬ごろ。「ずきずきと痛くて曲げられなかった」とつらい思いを語った。

日本に生息する毒ヘビは、マムシやヤマカガシ、ハブが知られている。県自然博物館によると、マムシは体長40〜65センチほどで、頭部が三角形のような形をしている。体色は茶褐色、黒っぽい斑点があるほか、全体が黒い無地もいるという。同館教育課の加倉田学さんは「夜行性で、やぶの中や水場にいる。マムシから積極的に襲ってくることはないが、不意に手をついたり足で踏んでかまれる例が多いようだ」と話す。

下妻市生活環境課によると、昨年マムシの受傷被害の地域はいずれも同市高道祖地区。1件は6月ごろに小貝川の河川敷から数百メートルの場所、2件は9月に農業用のため池付近だった。今年は24日時点で被害情報は入っていない。市内で発生した正確なマムシの目撃情報や被害件数は分からず、県もデータはないという。

同課は「防災無線による注意喚起ができるので、マムシの目撃情報を寄せてほしい」と話している。同課(電)0296(43)8234



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