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「アマビエちゃん」普及へ 常陸大宮市職員、店舗など訪問

市内事業者に登録への協力を呼び掛ける常陸大宮市職員(右2人)
市内事業者に登録への協力を呼び掛ける常陸大宮市職員(右2人)


新型コロナウイルス対策として県が運用している独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」の普及促進に向け、常陸大宮市が全庁を挙げて取り組んでいる。

市役所の各部から推進委員を数人ずつ選任してもらい、17日から市内の飲食店、ホテルなど300店舗に対し、直接出向いて登録への協力を呼び掛けている。今回の取り組みを開始する前までは、70数店舗の登録にとどまっていたが、理容・美容室やスポーツクラブなど呼び掛けの対象枠を広げながら、今月いっぱい協力要請を行う予定だ。

同システムは、事業者が特設サイトで登録し、発行される業種別に取り組んでいる項目が書かれた感染防止対策宣誓書を店内、イベント会場などに掲示する。そして、訪問者が2次元コードを読み込み、自動起動するメールアプリから空メールを送信して設定することで、感染者が発生したときに同じ日に同じ店舗等を利用した人に、感染者と接触した可能性の情報をメールで知らせるもの。

同市では、事業者の登録を手助けするため、電子メールで送付された宣誓書の印刷、ラミネート加工を行う代行サービスも実施している。取り組みを主導する同市産業観光部は「事業者が登録することで、感染予防対策を順守しているとPRできる。お客さんは、感染リスクが少ないと安心して利用できるメリットがある」と話す。

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