2020年9月9日(水)

新型コロナ 茨城県、ステージ2に引き下げ 知事会見 都内への移動自粛解除

コロナ対策指針のステージ2への緩和などを発表した大井川和彦知事=県庁
コロナ対策指針のステージ2への緩和などを発表した大井川和彦知事=県庁

茨城県独自の新型コロナウイルス対策を巡り、大井川和彦知事は8日、臨時会見し、4段階の対策レベルを現行のステージ3から2に1段階緩和したと発表した。ここ1、2週間で全6項目の判断指標の多くに改善が見られたためで、東京都への不要不急の移動・滞在の自粛要請も解除した。クラスター(感染者集団)が発生したつくば市の「夜の街」については、大規模な集中検査の結果、感染拡大の兆候はないとして事実上の「安全宣言」を出した。

指標のうち、都内の感染状況に関する1項目が警戒度が最も高いステージ4から3に緩和されたのを受け、県は都内への移動・滞在について適切な感染対策を求める「注意」に緩和。都内在住者に対する本県来訪の自粛要請も解除し、大井川知事は観光客などを「歓迎したい」と述べた。

ほかに、今回のステージ引き下げに伴うコロナ対策の大きな変更はない。

一方で、大井川知事は「間もなくインフルエンザ流行期に入る。気を緩めず対策強化を図っていきたい」として、引き続き、感染者との接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」の利用徹底を呼び掛けた。

同市天久保1丁目の飲食店を対象に実施してきた集中検査については、6日までに約90店の従業員と利用客など計644人を検査し、16人の感染が確認されたと説明。8月26日以降、新規感染者の確認はない。大井川知事は「『安全宣言』によって、感染対策をしながら経済活動を再開できる環境をつくっていきたい」と述べた。

また、重症化リスクの高い人が多い病院や高齢者施設などでのクラスターを防ぐため、医療・介護従事者を対象に定期的に検査する実証事業を、今月から一部地域で始めることを明らかにした。



次の記事:阿見の女性死亡ひき逃げ、容疑の男性会社員を逮捕

全国・世界のニュース

2020 年
 11 月 1 日 (日)

メニュー
投稿・読者参加
サービス