2020年9月16日(水)

境町消防団が総理大臣表彰 台風被害軽減に貢献 町長に報告

橋本正裕町長(左)に内閣総理大臣表彰を報告する加藤正則団長=境町役場
橋本正裕町長(左)に内閣総理大臣表彰を報告する加藤正則団長=境町役場

今月4日に総理大臣官邸で「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞した境町消防団の加藤正則団長(66)が11日、境町役場を訪れ、橋本正裕町長に総理大臣表彰を報告した。同消防団は、昨年10月の台風19号で、古河市や坂東市への広域避難の呼び掛けと住民の誘導などに尽力。迅速な行動により被害の軽減に貢献したことが高く評価された。

昨年10月の台風19号では、同12、13の両日で消防団員延べ129人が出動。消防団員や橋本町長らが昼夜を問わず、防災行政無線と消防車の備え付けマイクで「命を守る行動を取って」と住民に避難を指示したほか、高齢者らをバスでピストン輸送し、住民を安全に町外へ避難させた。

同町周辺で利根川の氾濫はなかったものの、約5900人が町外へ避難。町と消防が一体となった“住民の追い出し作戦”が功を奏し、大きな被害もなく、全国初となる大規模な広域避難となった。町内・町外を合わせると約7100人が避難した。

加藤団長から受賞報告を受けた橋本町長は「利根川氾濫の危機が迫る中、迅速に行動し、住民に声掛け運動をしていただき本当に助かった。災害はいつ起こるか分からない。またそのようなときはお力をお貸しいただきたい」とあいさつ。

安倍晋三首相から贈られた表彰状を手に、加藤団長は「災害がないのが一番で、橋本町長が進める『災害のないまちづくり』に向けて、消防団としても協力していきたい」と応じた。

同町消防団は、2015年9月の関東・東北豪雨の際にも内閣総理大臣表彰を受けており、受賞は2回目となる。



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