次の記事:大井川知事「記憶一切ない」

《第73回秋季関東高校野球茨城県大会》1回戦 水戸商の大友粘投、勝利呼ぶ

水戸商-多賀 9回3失点の粘投で勝利を呼び込んだ水戸商のエース・大友=ジェイコム土浦
水戸商-多賀 9回3失点の粘投で勝利を呼び込んだ水戸商のエース・大友=ジェイコム土浦


◇第73回秋季関東高校野球茨城県大会1回戦(多賀3-4水戸商、19日・ジェイコム土浦)

水戸商のエース大友玲穏(れお)(2年)が3失点ながらも粘り強く9回を投げ抜き、チームに勝利を呼び込んだ。

序盤は点の取り合いになったが、五回以降はスコアボードに0を並べた。3-3で迎えた九回表、連続安打で2死一、二塁の窮地を招いても強気だった。「次の攻撃はいい当たりが出ている1、2番に打席が回る。ここで自分が無失点で抑える」と必死で腕を振り、三ゴロでしのいだ。

するとその裏、2死三塁の好機から自身の振り逃げの間にサヨナラの走者がかえった。意外な幕切れに「振った瞬間はやばいと思ったが、何か持ってたのかも」と笑顔を見せた。

接戦を制して2回戦へと進んだ。大友は「この試合を勝てたことを自信にして、さらに上を目指していく」と力強く宣言した。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース