2020年9月30日(水)

日立の駅ピアノ再開 7カ月ぶり

「ひたち・えきピアノ」が再開され、華麗な演奏を披露する愛好家の男性=JR日立駅自由通路
「ひたち・えきピアノ」が再開され、華麗な演奏を披露する愛好家の男性=JR日立駅自由通路

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて休止していたJR日立駅(日立市)自由通路の「ひたち・えきピアノ」が29日、約7カ月ぶりに再開した。復活を祝って愛好家3人が演奏し、海が見えるガラス張りの同駅に繊細な音色が響き渡った。

ピアノは午前7時から午後10時まで自由に弾くことができ、憩いの空間を音楽で彩る。市内の女性・子育て支援団体メンバー5人が実行委員会を組織し、北茨城市内の女性からピアノの提供を受け、昨年9月16日に設置。駅利用者や愛好家が気軽に演奏する機会を提供してきた。

新型コロナ感染が拡大し始めた2月27日に利用を休止。備え付けの伝言ノートには「早く弾きたい」「次の曲を練習している」などの願いがつづられた。感染状況がやや落ち着きを見せていることから、実行委は再開に踏み切った。

実行委の佐々木早苗会長は「もう一度ピアノの音を響かせたいとの思いで再開した。感染防止を図りながら楽しんでほしい」と話した。ショパンの「ピアノソナタ第3番第1楽章」を演奏した日立市西成沢町の大学院生、日高裕一朗さん(26)は「ここで初めて弾いた。緊張したが、また弾いてみたい」と笑顔を見せた。



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