2020年10月5日(月)

生後1カ月の長女を虐待死 「泣きやまない」とドアにたたき付け、胸や腹殴る 殺人容疑で28歳父親逮捕 ひたちなか署

ひたちなか署=ひたちなか市東石川
ひたちなか署=ひたちなか市東石川

自宅で生後1カ月の長女を虐待して殺害したとして、ひたちなか署と県警捜査1課は5日、殺人の疑いで、父親で同市田彦、会社員、小沼勝容疑者(28)を逮捕した。同課によると、長女に暴行したことを認め「殺すつもりはありませんでした」と殺意を否認している。捜査関係者によると、「長女が泣きやまず、かっとなってやった」との趣旨の供述をしているといい、県警は虐待の経緯などを詳しく調べる。

逮捕容疑は7月15日ごろから同23日ごろまでの間、自宅で、生後1カ月の長女、舞香ちゃんの全身をトイレの木製ドアなどにたたき付け、寝ていた舞香ちゃんの胸や腹を拳で殴るなどの暴行を加え、同24日午前5時50分ごろ、急性硬膜下出血や内臓破裂などで殺害した疑い。

同課によると、小沼容疑者は妻(24)と舞香ちゃんの3人暮らし。7月23日夜、ぐったりした舞香ちゃんの様子を見た小沼容疑者と妻が、舞香ちゃんをひたちなか市内の病院に連れていき、同病院から水戸市内の病院に救急搬送された。

翌24日早朝、舞香ちゃんは同病院で死亡が確認された。同6時半ごろ、病院側が「昨夜搬送された新生児が亡くなり、虐待の恐れがある」とひたちなか署に通報していた。

県警は、夫婦の任意聴取を進め、7月29日、無免許で乗用車を運転したとして、道交法違反(無免許運転)の疑いで小沼容疑者を現行犯逮捕。その後の捜査で小沼容疑者は4件の無免許運転が発覚し、うち3件で起訴され勾留中だった。

同課によると、妻は「夫が暴行していた認識はあったが、止めることができなかった」と話している。暴行については知人にのみ相談していたという。

ひたちなか市によると、妻と舞香ちゃんが市内の医療機関で1カ月検診を受けた際に、虐待が疑われるようなあざや発育の異常はなかった。県中央児童相談所(水戸市)は「虐待の通告はなく、両親からの相談もなかった」としている。



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