ドローン、防災に活用 ひたちなか 河川流域デモ撮影
人工知能(AI)を用いた防災を推進する団体「AI防災オープンコンソーシアム」と茨城大は6日、ひたちなか市内の中丸川で、ドローンで河川を撮影するデモンストレーションを実施した。撮影した映像や画像で河川流域の立体地図を作るなどし、防災に役立てるのが目的。撮影データから河川氾濫時に決壊しやすい箇所などを把握し、洪水から早く逃げる仕組みなどをつくるという。
デモンストレーションは今年8月に続き2度目。報道関係者や県河川課などが参加した。午前中はドローンを中丸橋の下から飛ばし、中丸川の3D画像を高度約100メートルから、動画を高度約60メートルからそれぞれ撮影した。画像と動画の組み合わせで、立体的な地形図を作製するという。
同団体は、AIを使った防災社会構築などを目的に、2019年6月に発足。企業や大学関係者などで構成される。発起人は茨城大工学部AI・ICT次世代広域応用教育研究センター副センター長の斎藤修さん(65)。AIを使った河川水位の予測に、撮影した映像や画像を使うという。
斎藤さんは「流域を把握することで、洪水時の対策を練ることができる」などと話した。
デモンストレーションは今年8月に続き2度目。報道関係者や県河川課などが参加した。午前中はドローンを中丸橋の下から飛ばし、中丸川の3D画像を高度約100メートルから、動画を高度約60メートルからそれぞれ撮影した。画像と動画の組み合わせで、立体的な地形図を作製するという。
同団体は、AIを使った防災社会構築などを目的に、2019年6月に発足。企業や大学関係者などで構成される。発起人は茨城大工学部AI・ICT次世代広域応用教育研究センター副センター長の斎藤修さん(65)。AIを使った河川水位の予測に、撮影した映像や画像を使うという。
斎藤さんは「流域を把握することで、洪水時の対策を練ることができる」などと話した。