古河市長選 前職の菅谷氏、立候補の意向
任期満了に伴う古河市長選(11月22日告示、同29日投開票)で、前市長で会社顧問の菅谷憲一郎氏(68)が無所属で立候補する意向を固めたことが9日、分かった。同市長選には現職の針谷力氏(59)=無所属、自民推薦=が、既に2回目の当選を目指して立候補を表明している。
菅谷氏は茨城新聞の取材に対し、新型コロナウイルス対策や教育のオンライン事業などについて「小手先で抜本的な施策になっていない」と、現在の市政を批判。ふるさと納税の拡充で自主財源を高め、大胆な財政出動による商工業の活性化、オンライン教育の推進を図ることなどを立候補の理由に挙げた。
公約について具体的な言及は避けたが、減額された敬老祝い金や、廃止された消防団の家族に対する功労報償金を元通りにすると主張。「(3市町合併時の新市建設計画に盛り込まれた)総合的文化施設や南古河駅(仮称)の設置より、まず市民生活を支援する」と述べた。
菅谷氏は旧総和町長、県議を経て、2012年の市長選で初当選。市長を16年までの1期4年務めた。
立候補予定者説明会は同日、同市長谷町の市役所古河庁舎で開かれ、針谷氏と菅谷氏の2陣営が出席した。有権者は11万8638人(9月1日現在)。
菅谷氏は茨城新聞の取材に対し、新型コロナウイルス対策や教育のオンライン事業などについて「小手先で抜本的な施策になっていない」と、現在の市政を批判。ふるさと納税の拡充で自主財源を高め、大胆な財政出動による商工業の活性化、オンライン教育の推進を図ることなどを立候補の理由に挙げた。
公約について具体的な言及は避けたが、減額された敬老祝い金や、廃止された消防団の家族に対する功労報償金を元通りにすると主張。「(3市町合併時の新市建設計画に盛り込まれた)総合的文化施設や南古河駅(仮称)の設置より、まず市民生活を支援する」と述べた。
菅谷氏は旧総和町長、県議を経て、2012年の市長選で初当選。市長を16年までの1期4年務めた。
立候補予定者説明会は同日、同市長谷町の市役所古河庁舎で開かれ、針谷氏と菅谷氏の2陣営が出席した。有権者は11万8638人(9月1日現在)。