2020年10月13日(火)

里芋/根本悦子さんのレシピ

お供えの縁起良い野菜

「月々に月みる月は多けれど月みる月はこの月の月」。毎年思い出す一句です。この時期は月が最も美しく澄んだ月とされ、古来より観月のうたげが催されてきました。月見は、秋の七草を飾り、収穫した穀物や果物、団子などを供えます。

十五夜の頃は、イモ類の収穫時期に当たり、お供え物の中心になるので、別名「芋名月」。十三夜の頃は、マメやクリの収穫時期に当たるので別名「豆(栗)名月」といいます。茨城県は、イモ類やクリの収穫量が日本一を誇ります。ですから、イモやマメを使った郷土料理が多くあります。

山で生育する山芋に対し、里で作られるイモという意味から里芋の名が付きました。子芋、孫芋まであるので縁起の良い野菜とされています。イモ類の中では低カロリーで、良質のデンプンやたんぱく質、アミノ酸のリジン、カリウムや食物繊維を含みます。このデンプンを利用して作る米粉の団子は軟らかく、胃腸にも優しい月見団子です。月見の心をつないでいきたいものです。

月見サトイモ団子
■月見サトイモ団子
【材料】(4人分)
サトイモ100グラム、米粉50グラム、水大2以上、塩少々、〈きな粉大4、砂糖大1、塩少々〉、練りあん適量

【作り方】
(1)サトイモは皮をむき、四つに切り軟らかくゆで、水気を切る。
(2)(1)をマッシャーでつぶし、米粉、水、塩を加えて混ぜる。滑らかになったら、一口大に丸め、沸騰した湯で5分程度ゆでる。ゆで上がったら水に取る。
(3)器に盛り、練りあん、きな粉を添える。

サツマイモの豆乳グラタン
■サツマイモの豆乳グラタン
【材料】(4人分)
サツマイモ200グラム、ベーコン2枚、ミックスベジタブル(冷凍)100グラム、バター10グラム、〈スープ200cc(コンソメ1個分)、豆乳200cc、塩小1/2、こしょう少々〉、〈米粉大2、水大4〉、ピザ用チーズ60グラム

【作り方】
(1)サツマイモは1センチの輪切りにし、軟らかくなるまでゆでる。
(2)ミックスベジタブルはさっと湯がく。
(3)ベーコンは1センチ幅に切る。
(4)鍋にバターを入れ、ベーコンを炒め、ミックスベジタブル、スープ、豆乳を加え煮る。塩、こしょうで味を調え、水溶き米粉を加え、とろみをつける。
(5)グラタン皿にサツマイモを並べ(4)のソース、ピザ用チーズを載せ、200度のオーブンで約7分、焼き目が付くまで焼く。

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2020 年
 12 月 4 日 (金)

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