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つくば市長選、市議選18日告示 市長選現新3氏の争いか



任期満了に伴うつくば市長選と同市議選(定数28)は18日、告示される。市長選にはこれまで、現職の五十嵐立青氏(42)と、新人の自動車販売会社社長の富島純一氏(37)、元大学教授の酒井泉氏(71)の3人=いずれも無所属=が立候補を表明している。白紙撤回された総合運動公園整備計画の未利用地問題や、中心市街地の活性化策などが争点になるとみられる。

五十嵐氏は、周辺市街地8地域活性化の取り組みといった1期目の実績を強調。「ともに創る」をスローガンに、未利用地の方向性決定や中心市街地再生を担うまちづくり会社の立ち上げを公約に掲げている。

富島氏は、会社経営の経験を生かし「スピーディーに結果を出していく」と述べる。市の新たなシンボルとなるスタジアム建設やつくばエクスプレス(TX)つくば駅近辺への市立高校の設置を目指す。

酒井氏は、未利用地について「新しい研究分野の施設用地にすべき」と主張。国や都市再生機構(UR)と徹底交渉し、解決につなげるとしている。このほか、管理職の削減による市役所改革なども訴える。

市議選には、定数を14上回る42人が立候補する見込み。内訳は現職23、新人18、元職1。

両選挙とも投票は25日午前7時から午後7時まで市内75カ所で行われ、同8時15分から同市流星台の桜総合体育館で即日開票される。

有権者は18万6896人(9月1日現在)。

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