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常磐線特急で鮮魚輸送 勝田から品川、実証実験

JR勝田駅で特急列車に生シラスの入った箱を積み込むスタッフ=ひたちなか市勝田中央
JR勝田駅で特急列車に生シラスの入った箱を積み込むスタッフ=ひたちなか市勝田中央


JR常磐線で23日、茨城県内で取れた鮮魚を特急列車に載せ、乗客とともに東京都内に運ぶ新たな物流サービスの実証実験が始まった。特急の速達性や定時性を生かして地域の食材を鮮度良く届け、販路拡大や都内の駅商業施設の魅力向上などにつなげる。

実証実験では大洗港でその日水揚げされた魚を大洗町漁業協同組合が勝田駅に持ち込む。午後1時47分発の特急「ときわ」で品川駅に届け、同駅と五反田駅構内の鮮魚店で販売する。

運ぶのは生シラスを中心にヒラメやホウボウ、マダイ、ハマグリなど。2・5キロまで魚が入る発泡スチロールの箱を使い、最大で6箱まで運ぶ。

この日は午後1時40分ごろに生シラス4箱が勝田駅に到着。JR東日本水戸支社のスタッフが受け取り、特急ときわの車内販売のワゴンなどを置くスペースに積み込んだ。魚は予定通り品川駅に届けられ、同3時45分ごろに店頭に並んだ。

実証実験は11月20日までの毎週火、金曜日(11月3日は休み)に実施。その後は輸送の課題などを検証した上で、他の駅からの輸送や普通列車の活用などを検討していく。同支社の蔵冨秀穂営業部長(49)は「結果を踏まえ、新しい取り組みを考えていきたい」と話した。

勝田駅に生シラスを届けた大洗町漁業協同組合の臼庭明伸参事(51)は「生シラスは鮮度が命で、最高の状態のものが届けられる。これをきっかけに東京で(大洗の)シラスの認知度が上がり、しらす干しも含めてもっと売れるようになればいい」と期待した。

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