2020年10月27日(火)

高校生キックボクサー、斉藤選手 下妻で11月1日プロデビュー 「将来は世界王者」

ミドルキックを放つ斉藤龍之介選手=筑西市井上のドージョー☆シャカリキ
ミドルキックを放つ斉藤龍之介選手=筑西市井上のドージョー☆シャカリキ

茨城県立下妻二高1年の男子生徒が11月1日、下妻市内で開かれるキックボクシング大会でプロデビューする。リングに立つのは、バンタム級の斉藤龍之介選手(15)=筑西市。地元での待望のデビュー戦に、「プレッシャーはあるが楽しみ。将来は世界チャンピオンになりたい」と話し、大きな夢に向かって第一歩を踏み出す。

「蹴りが得意」という斉藤選手は、「グローブ空手」といわれる全日本新空手道選手権大会・中学生部の階級別で2年連続優勝を果たすなど、中学生年代で全国屈指の実力者だった。9月初旬、所属するドージョー☆シャカリキ(筑西市井上)の箱守徹也代表(43)が、プロの試合に出場するかどうか意志を確認。斉藤選手は「やります」と気持ちを伝えた。

キックボクシングとの出会いは、幼稚園年長の時。小さい頃は泣き虫で、両親が「強い子になってほしい」とジムに連れてきたのが始まりだった。めきめき上達しても「けんかは1回もしたことがない」と、心も体も磨いた。「練習はきついが、大会で優勝したときの達成感が気持ちいい」。小学生の頃からプロを目指した。

憧れは、同じ競技で活躍する那須川天心選手。自身も「誰かに目標とされる選手になりたい。将来は世界チャンピオンになる」と大きな夢を語る。

練習は日曜日以外、週6日に及ぶ。身長170センチの体は引き締まり、キックはムチのようにしなやかで力強い。両拳の骨も非常に硬く、厳しい鍛錬の成果が表れている。バンタム級は体重53・52キロ以下。普段は60キロ前後で、豊富な練習と食事管理で順調に体重を落としている。

アマチュアで実績を重ね、ついにプロの道が開いた。教え子について箱守代表は「物おじしない。度胸がある。将来はキック界とジムを背負っていく存在になってほしい」と期待を寄せる。

大会は高校近くの多目的広場「Waiwaiドームしもつま」が会場となる。試合は3分3ラウンド、対戦相手は一つ年上のプロ2戦目の選手だ。当日は、家族や親戚、友人、中学時代の恩師らが応援に駆け付ける予定。武道の神として知られる鹿島神宮(鹿嶋市)のお守りを首から掛けて入場しようと考えている。

まだ15歳、高校1年生のホープは「コロナの中で大変なときだが、応援に来てくれる人たちに元気を与える試合がしたい」と意気込みを語った。



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