2020年10月30日(金)

「機関車、売ります」 関東鉄道「DD502号」 愛称はカバさん 一般向け200万円

売りに出されているディーゼル機関車「DD502号」=常総市水海道高野町の関東鉄道常総線水海道車両基地
売りに出されているディーゼル機関車「DD502号」=常総市水海道高野町の関東鉄道常総線水海道車両基地

機関車売ります、先着1台限り-。関東鉄道(土浦市)は、引退したディーゼル機関車1台を200万円で売りに出している。半世紀にわたって運行し、2007年に最後の本線走行をした後、車庫に13年間保管し、イベントで公開してきた。形状から鉄道ファンの間で「カバさん」の愛称で親しまれたという機関車の譲渡は、愛好家の注目を集めそうだ。

同社によると、譲渡に踏み切るのは「DD502号」。1956年9月、日本車両製造製で、常総筑波鉄道(現関東鉄道)の各路線で貨物車や客車を引っ張り、活躍した。長さ11メートル、高さ3・9メートル、幅2・7メートルで、重さは33・7トン。ディーゼルエンジンが前方にせり出し、後部に運転席があることから、ファンの間で「カバさん」と呼ばれた。

機関車は07年11月に最後の定期検査を行い、本線での運行を終了。その後は水海道車両基地(常総市)に置かれ、鉄道イベントなどで公開してきた。現在は未整備で、エンジンも動かないという。

同社によると、車両の譲渡は同業他社に対する実績があるものの、一般向けは珍しい。譲渡は広くPRせず、イベントでチラシを配る程度だったが、ファンの間で話題になり始め、今月23日から公式サイトに情報を公開した。

譲渡時は、無線機などの保安装置を取り外し、同基地で引き渡す。本体価格のほかに輸送料がかかり、県内の場合は約350万円。車両に合わせた13メートルの線路敷設には100万円程度必要という。

同社は「長く使われて活躍した機関車。愛着を持って大切に扱ってくれる人にお譲りしたい」と応募を待っている。



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