2020年11月1日(日)

経営強化へ コロナ苦境のJ2水戸、CF開始 看板掲出、ユニホームで返礼

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新型コロナウイルスの影響で厳しい経営状況が続くサッカー・J2水戸ホーリーホック(小島耕社長)は、1日からインターネットで資金を募るクラウドファンディング(CF)を始める。本年度(2月1日〜2021年1月31日)で8千万〜9千万円の赤字を見込む。目標は3100万円で、受付期間は12月23日まで。寄付金額に応じて、ホームのピッチ看板掲出や、今季ユニホーム・ボールなどの返礼品を用意している。

昨季は過去最高の7億5200万円の営業収入があり、今期は営業収入を約9億2900万と想定し、予算を組んでいた。

だが、同ウイルス感染予防のため、観客動員に制限がかかったことが響いている。制限がなかった開幕戦には7029人が詰め掛けたが、その後は無観客試合や入場数制限の試合が続いた。昨季を超える平均6500人を目指す中で、これまでのホーム15試合の平均は約2000人にまで落ち込んだ。入場料収入は前期比で4千万円の減少を見込む。

このほか、感染予防対策の費用の増加も重なり、大きな痛手となっている。推し進めてきたフロント強化による人員増も影響。赤字が避けられない見通しとなった。

その中でも、まずは自助努力で状況を打破しようと取り組みを進めてきた。これまでになかった新商品を次々に打ち出したグッズ収入は前期比20%、スポンサー収入は同10%増を見通す。それでも、大幅減収の穴埋めまでには至らない。10月には計8社に及ぶ第三者割当増資を実現させ、資金を調達。債務超過は回避するめどを立てた。

小島社長は「収入自体は増えるだろう。皆さんに支えていただいたおかげ」と感謝しつつ、「新たな負担をお願いするのは悩ましかった」と率直に語った。CFの目的については「来期以降のチーム強化費や、フロント人員の増員などによる経営基盤をより強固にするために、今期の赤字額を少しでも減らしたい」と説明した。

残るホームゲーム6試合の内、4試合が水曜日でキックオフは午後7時。「入場料やグッズ収入を伸ばす努力は最大限する」としたが、寒さも厳しくなるにつれ、これまで以上の集客を確保することは難しいとみている。

返礼品は随時追加していくことが可能なため、クラブの会員制交流サイト(SNS)上でアイデアを募集していくという。アドレスはhttps://readyfor.jp/projects/Hollyhock2020



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