2020年11月15日(日)

女性への暴力なくそう 茨城県と8市 14施設、紫色にライトアップ

紫色にライトアップされた旧水海道小学校本館=水戸市緑町の県立歴史館
紫色にライトアップされた旧水海道小学校本館=水戸市緑町の県立歴史館

本年度の「女性に対する暴力をなくす運動」(12〜25日)に合わせ、運動のシンボル・パープルリボンにちなみ、茨城県内各地で紫色の灯りをともす「パープル・ライトアップ」が行われている。茨城では今年、県と8市が参加。期間中に計14施設で展開される。

運動を提唱する内閣府によると、運動は2001年開始。ライトアップは09年から行われ、今年は47都道府県230カ所で実施される。紫色には女性への暴力の根絶と、被害者に対する「一人で悩まず、まずは相談を」とのメッセージが込められている。本県では県のほか、水戸市▽日立市▽土浦市▽常総市▽高萩市▽筑西市▽稲敷市▽小美玉市が参加する。

参加自治体の一つ、水戸市の市配偶者暴力相談支援センターには、4〜6月は昨年同期比の1・8倍増の、延べ289件の相談が寄せられた。担当する同市子ども課は「在宅勤務で家にいる時間が長くなり、夫婦関係が悪化したことなどが要因」と指摘。窪庭友介相談係長(35)は「(ライトアップが)話題に上るのも大切。ゴールは遠いが、究極の目的は暴力の根絶」と期待を込めた。

ライトアップ初日となった12日午後5時ごろ、水戸市緑町の県立歴史館旧水海道小学校本館の白い建物が紫色に照らし出された。訪れた人たちは写真を撮って「きれい」などと眺めていた。夫婦で訪れた、水戸市の会社員男性(51)は「紫色の意味合いをはっきり分かるように、事前に啓発したほうがよい」と話した。県立歴史館のライトアップは15日まで。午後5時15分〜8時15分。



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