2020年11月17日(火)

オール日立でパンダ誘致 市推進会議が設立 機運醸成へ催し、新商品

パンダ誘致の機運醸成を狙いとする「日立市ジャイアントパンダ誘致推進会議」の設立総会=市役所
パンダ誘致の機運醸成を狙いとする「日立市ジャイアントパンダ誘致推進会議」の設立総会=市役所

日立市かみね動物園へのジャイアントパンダ誘致に向け、市や市議会、市内の各種団体などで構成する新組織「市ジャイアントパンダ誘致推進会議」が16日、設立された。市民の理解を深めながら、民間の応援組織とも連携し、オール日立で誘致活動に取り組むのが狙いだ。

市は誘致を進めるには市民の機運を高めることが不可欠と判断。本年度早々にも推進組織を立ち上げる予定だったが、新型コロナウイルスの影響でずれ込んだ。推進会議は市や市議会、市内の産業経済、生活環境、社会福祉、教育文化の各分野に関わる団体や企業、民間の応援組織、学生など計32人の委員で構成。事務局を市産業経済部が担い、市は活動費として300万円を補助する。

専門家による講演会やPRイベントの実施、のぼり旗やポスターなどの作成、1月に設立された民間の「パンダ招へいを応援する会」との連携、関連商品の開発支援などを進める。市は「繁殖の研究が目的なので、パンダの生態や飼育の実態などを分かってもらうことが重要」(観光物産課)としている。

設立総会は同日、市役所内で開かれ、会長に小川春樹市長が就任。副会長に市公園協会の根本甲会長と市コミュニティ推進協議会の石川諒一会長が選任された。小川市長は「かみね動物園にパンダを誘致できれば県北への人の流れが劇的に変わる。ハードルは高いが、力を合わせれば何とかなるとの強い思いで取り組む」とあいさつした。

本年度は、実際の風景に仮想要素としてパンダの映像を重ね合わせるAR(拡張現実)技術を活用したスマートフォン向けのスタンプラリーの開催や、かみね動物園へのパンダ紹介コーナーの設置などを行うほか、事業者によるパンダ関連商品の開発・販売促進の支援も進める。

パンダ誘致を巡っては、昨年6月に「いばらきパンダ誘致推進協議会」(会長・大井川和彦知事)が発足し、中国訪問するなど動きがみられたが、新型コロナの影響で誘致活動が足踏みしている。市は推進会議の設立をきっかけに、「これから本腰を入れてやっていく」(小川市長)方針だ



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