2020年11月18日(水)

新型コロナ 茨城で最多55人感染 8カ月で累計1000人超 古河の食品加工会社、クラスターに

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県は17日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに55人確認されたと発表した。1日当たりの新規感染者数は過去最多を更新した。うち6人は土浦市職員で、同市職員の感染判明は計7人となり、県はクラスター(感染者集団)発生を「否定できない」と説明。古河市の食品加工会社でも感染者が7人に増え、クラスターが確認された。感染者が相次ぐ土浦市の「夜の街」関連では、県の集中検査を含め新たに6人の感染が確認された。県内の累計感染者は1032人となり、県内初確認から8カ月で千人を超えた。

大井川和彦知事は同日夜、臨時会見し、県内の感染拡大が県南地域に集中していることを踏まえ「県全体で爆発的に増えているわけではない」と説明した上で、感染者が相次ぐ土浦市の「夜の街」については市中感染を指摘し、「是が非でも感染拡大を抑え込む努力をしていく」と語った。

県によると、土浦市職員6人のうち、同市の50代男性は同市桜町の飲食店を利用。ほかの、土浦市の20代男性▽別の同市50代男性▽つくば市の40代女性▽同市の50代男性▽同市の40代男性-の職員5人は、15日に感染が確認された40代男性職員の濃厚接触者。

桜町の「夜の街」関連では、土浦市職員1人のほか、クラスターが発生している桜町1丁目の「パブシャイン」利用客4人、千葉県の40代会社員男性を合わせ、利用客計6人の感染を確認。県警によると、牛久署員1人が含まれる。桜町関連の感染者は計45人となった。

県が13日に開始した桜町1、2丁目の集中検査は、16日までに757人を受け付け、334人(従業員154人、利用客180人)を検査。うち11人(従業員3人、利用客8人)の感染を確認し、219人は陰性だった。104人が検査中。県は当初、今週末までとしていた実施期間を26日まで延長する。

古河市の食品加工会社では、これまでに確認されている会社員、パートの女性3人に加え、同じ職場内に勤務する30〜70代の会社員男女4人の感染を新たに確認した。

このほか、15日に職員1人の感染が発表されている牛久市の保育施設では、さらに、同僚の40代と60代の職員男女4人の感染が確認された。今後、施設の0〜2歳児を中心に33人のPCR検査を行う予定。

また、13日に社員1人の感染が確認されている土浦市の会社でも、同僚の30〜50代の男性社員4人の感染が新たに判明した。

県と水戸市によると、新型コロナ感染者のうち、20人が17日までに回復。県内の退院・退所などは計794人となった。

■県内感染確認者
1032人(前日比+55人)
うち死者 18人
退院・退所等 794人
(県発表、17日午後10時現在)



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