2020年11月24日(火)

日立のベテラン田中 都市対抗野球大会、悲願Vへ「一戦必勝」

勝負強い打撃でチームをけん引する田中
勝負強い打撃でチームをけん引する田中

■出場16回、初戦前に闘志
熱戦が繰り広げられている社会人野球の第91回都市対抗大会で、日立製作所(日立市)は悲願の初優勝に挑む。そのキーマンの一人は、19年目のベテラン、田中政則内野手(37)だ。長年中軸を担い、補強を含め、出場は今回で16度目となる。27日の1回戦を前に、田中は「一戦必勝で戦っていく」と意気込む

水戸商高から入社。ルーキー時代から、持ち前の勝負強い打撃を見せ、長くチームを支えてきた。

ただ、ここまで順風満帆だったわけではない。「自分の思うようにプレーできず、正直何度もやめようと思ったことがある」と振り返った。それでも、新人時代から指導を受ける和久井勇人監督(58)に「まだできる」と背中を押され、現役を続けてきた。「一年一年が勝負。必要とされるうちは続けたい」と気合を入れる。

都市対抗北関東大会では、10打数5安打で打率5割をマークし、首位打者賞に輝いた。「打席に平常心で入れているし、いい状態。状況に応じたチームバッティングを意識し、それができている」と手応えを語る。

チーム過去37度の出場で白獅子旗(準優勝)、黄獅子旗(3位)を獲得しているが、黒獅子旗(優勝)はまだだ。2016年の準優勝、昨年の3位はいずれもトヨタ自動車(豊田市)に敗れた。しかし、「準優勝時は力負けだったが、昨年はその時の差を埋められていると感じた」と言い切る。

1回戦の相手は、東海地区第3代表のヤマハ(浜松市)。1年目で出場した73回大会(02年)の初戦で対戦した相手でもある。「大事な初戦でヤマハが相手。初心に戻るような思いもある」と話す。「気負わなければ結果はついてくる。若手も力があり、あとはベテランがフォローするだけ」。頼れるベテランが悲願に導く。



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