2020年11月25日(水)
「体験ギフト」など高額賞品追加、当選者増も アマビエちゃん 茨城県、プレゼント拡充
- 茨城県庁=水戸市笠原町
新型コロナウイルス感染者との接触通知システム「いばらきアマビエちゃん」の普及徹底へ、茨城県は、利用者への県産品プレゼントキャンペーンの賞品を拡充する。旅館のペア宿泊券や豪華県産品セット、バンジージャンプやそば打ちといった「体験ギフト」など、高額賞品を追加。当選者数も大幅に増やす。
これまでのプレゼントの商品は、常陸牛や海産物、日本酒、笠間焼など5千円相当の豪華県産品だったが、今回、さらに高額の賞品を追加する。「県内ホテル旅館ペア宿泊券」(3万円相当)、常陸牛や水産加工品、あんこう鍋セットなどの「豪華県産品セット」(1万5千円相当)、バンジージャンプやゴルフ、陶芸体験などの「いばらき体験ギフト」が、それぞれ毎月50人に抽選で当たる。
さらに、当選者数を従来の毎月3500人から6千人へと大幅に増やし、当選のチャンスを増やす。
拡充した内容のプレゼントが適用されるのは、12月の発送分(11月後半以降にエントリーした当選者)からとなる。
抽選への参加は、同システム登録施設・店舗、イベントで利用者登録するか、利用者登録完了メールに記載された「御意見フォーム」から意見投稿して行う。キャンペーン期間は来年3月まで。
大井川和彦知事は19日の定例会見で「県内でアマビエちゃんの利用を徹底することで、感染の防止を進めるとともに、仮に感染してもピンポイントで感染の可能性の高い人たちの検査を進め、感染の抑止を図っていきたい」と述べた。
県中小企業課によると、19日現在で、同システムの登録事業者数は4万1172件。利用者数は、延べ70万6472人。