龍ケ崎市・道の駅計画 開業時期未定 12月市議会で議決 工事設計業者と和解へ

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龍ケ崎市が道の駅の整備を計画している土地=同市佐貫町(2019年4月撮影)
龍ケ崎市が道の駅の整備を計画している土地=同市佐貫町(2019年4月撮影)
龍ケ崎市が牛久沼のほとりに計画する道の駅を巡り、整備に必要な護岸改修工事が軟弱地盤で中止になった問題について、市は29日までに、工事を設計したつくば市内のコンサルタント会社から527万円の支払いを受けることなどで和解する方針を明らかにした。ただ、道の駅の建設予定地には埋設物のあることが分かっており、開業の見通しは立っていない。

龍ケ崎市によると、市は2017年6月1日付で、同社と設計に関する業務委託の契約を結んだ。市が設計書に基づき18年秋、試験施工と試掘を実施したところ、想定よりも地盤が弱い可能性が浮上した。同社側の地質調査を経て、軟弱地盤と判明し、19年1月16日に工事は中止となった。市は、工事を請け負った3事業者に出来高の清算金計878万円を支払った。

和解は、(1)清算金の6割に相当する527万円を同社が市に支払う(2)同社が実施した地質調査の費用482万円を市が負担する-との内容で構成。頓挫した護岸改修工事に関し、互いの負担割合を整理したい考えという。地方自治法にのっとり、12月の定例市議会で議決を求める。

道の駅は当初、茨城国体に合わせた19年度内の開業を目指していた。後になって策定した牛久沼の名所化構想との整合性を図るため、20年度内にいったん延期した。だが、建設予定地には、過去の複合レジャー施設に起因するとみられる埋設物の存在が判明。撤去を視野に入れた対応を検討する必要が生じ、オープン時期は未定に後退した経緯がある。

中山一生市長は25日の会見で「埋設物の撤去をしないといけないが、まだプロセスの途中。できるだけ早く進めたい」と述べた。

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