龍ケ崎市、テレワーク拠点整備へ 商業施設「サプラ」 図書館、市出張所も

龍ケ崎市がテレワーク拠点などの整備を予定するサプラ=同市小柴
龍ケ崎市がテレワーク拠点などの整備を予定するサプラ=同市小柴
龍ケ崎市は来年9月をめどに、市内の複合商業施設「サプラ」の空きテナントに、テレワークの拠点になる施設を新たに整備する。新型コロナウイルス感染症の流行が続く中、勤務場所や時間にとらわれない柔軟な働き方の需要が高まっていると判断。公共施設へのWi-Fi(ワイファイ)導入も計画する。新施設には図書館の分館機能に加え、市役所出張所の業務も集約し、市民サービス充実と居場所づくりに役立てる。

来年3月にも、関連事業費の数千万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を市議会に提出する見通し。財源には、新型コロナ対策の国の地方創生臨時交付金を充てるという。

サプラは1999年オープン。竜ケ崎ニュータウンの北竜台地区に立地する。核テナントはスーパーのイトーヨーカドーで、専門店も並ぶ。近隣には大型店舗やスポーツクラブ、公園があり、管理運営する筑波都市整備(つくば市)は、これらの環境を生かし、一体的なまちづくりを目指す「サプラスクエア」の構想を示している。

新施設整備には、龍ケ崎市が同社などと今年8月に結んだ包括連携協定の枠組みを有効活用。テナントは2階にあり、広さは約300平方メートル。以前は書店が入っていた。レイアウトに関しては、個々のスペースに仕切りを設けることなどを検討している。机や椅子のほか、Wi-Fiも設置する予定。賃借料を含む協議は現在、大詰めを迎えているという。

また、新たに書籍を購入し、市立中央図書館の分館としての性格を持たせる。サプラ1階の市役所出張所「市民窓口ステーション」も移動させる。市は、テレワーク拠点施設整備と併せて、地域のにぎわいづくりになるとみている。

市ではこのほか、年度内を目標に、13カ所ある市コミュニティセンターにもWi-Fi整備を予定。市民らがテレワークできる体制を整えていく。

市幹部は「コロナ禍の中で、テレワークの支援や公共施設の整備といった政策を官民連携で一気に進めたい。地方移住の受け皿にもなる。市とサプラ双方にメリットがあるはずだ」と話している。

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