2021年1月23日(土)

《新型コロナ》ワクチン、150医療機関で優先接種 茨城県医師会 3月、高齢者は下旬

新型コロナワクチンの接種体制について説明する鈴木邦彦県医師会長=水戸市笠原町の同会
新型コロナワクチンの接種体制について説明する鈴木邦彦県医師会長=水戸市笠原町の同会

新型コロナウイルスのワクチンに関し、茨城県医師会の鈴木邦彦会長は22日、定例会見で、医療従事者向け優先接種を3月から1カ月程度かけ、県内約150カ所(22日時点)の医療機関で行う方向で調整していることを明らかにした。市町村が主体となる高齢者向け優先接種は、3月下旬ごろから始まる見通し。

県が調整する医療従事者向け接種の対象者数は、医師や看護師、薬剤師、事務職員など8万5千人以上になるとみられる。

ワクチンはまず、超低温冷凍庫が設置される「基本型接種施設」に冷凍で運ばれる。期間中に千人以上の接種を担う基本型施設について、同会は県内43施設を確保した。

基本型施設からワクチンが冷蔵で分配される「連携型施設」は、100人以上の接種に対応する。同会は同日までに104施設を選定した。さらに増える可能性もある。

基本型と連携型のいずれの施設も、自らの施設に加え、地域の診療所や薬局、自治体などに勤務する医療従事者の接種を行う。県は「ワクチン接種チーム」を立ち上げており、2月中旬までに対象者数などを取りまとめる。

医療従事者や高齢者に続く一般の人への接種は、5月ごろになる見通し。県によると、氷点下75度でワクチンを保管できる超低温冷凍庫は6月までに、国から県内44市町村に計約220台配置されるという。

鈴木会長は「厳格管理の下、一定期間内にこれほど大規模なワクチン接種の態勢を組むのは、誰も経験がないこと」と述べ、接種に携わる医療従事者の確保などを課題として指摘した。その上で「行政と協力しながら、県民の安全を守るため医師会も総力を挙げて取り組む」と語った。



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