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海外投資家にプレゼン 茨城県内ベンチャー オンラインで技術紹介

関係者が見守る中、ベンチャー企業によるプレゼンテーションが行われた=28日午後11時ごろ、水戸市柵町
関係者が見守る中、ベンチャー企業によるプレゼンテーションが行われた=28日午後11時ごろ、水戸市柵町


茨城県と日本貿易振興機構(ジェトロ)茨城貿易情報センターは28日深夜、ベンチャー企業による海外投資家向けのプレゼンテーション「ピッチイベント」をオンラインで開いた。米国などの投資家約70人に対し、茨城県に拠点を構える5社の代表者らが自社の技術やサービスをアピールした。

ピッチイベントは、ベンチャー企業の海外展開を支援する「オンラインアクセラレーションプログラム」の一環。ニューヨークを拠点に起業家らを育成するアクセラレーター「ERA」が支援に当たった。

参加したベンチャー企業は、アクシオンリサーチ(つくば市)▽Onikle(オニクル、同市)▽サイトセンシング(東京)▽ネクステッジテクノロジー(つくば市)▽LIGHTz(ライツ、同市)-の5社。代表者らは昨年11月からERAの指導の下、効果的なアピール方法などを学んできた。

この日は1社ごとに5分ほど発表し、投資家による質疑応答が行われた。ネクステッジテクノロジーの坂本堪亮社長は、3Dカメラをパソコンなどに接続するだけで直接触れずに手の動きだけで操作ができるようになる機器などを紹介。コロナ禍で事業拡大が見込まれる中、「われわれはパートナーを探している」と呼び掛けた。

イベント終了後、坂本社長は「(今回のプログラムで)自信を持った見せ方をアドバイスしてもらってきた」と振り返り、海外展開に意欲を示した。

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