職員の額に加熱スプーン 鹿嶋市元課長に44万円賠償命令 水戸地裁麻生支部

鹿嶋市役所=同市平井
鹿嶋市役所=同市平井
鹿嶋市の40代男性課長(当時)ら管理職2人が熱したスプーンを40代男性職員の額に押し当てた事件を巡り、職員が元課長に慰謝料300万円などの損害賠償を求めた訴訟の判決が19日、水戸地裁麻生支部であり、数間薫裁判官は「著しく人格を傷つけられた」として元課長に44万円余りを支払うよう命じた。

判決理由で数間裁判官は、スプーンを押し当てた行為について「明らかな傷害行為」と指摘。その他の行為についても「(職員に)羞恥心や屈辱感を抱かせるもの」として、いずれも元課長の不法行為を認定した。

判決などによると、元課長らは2019年1月、市内で開かれた市役所野球部の懇親会で、熱した金属製スプーンを職員の額に押し付けてやけどを負わせたり、性行為を模倣する行為をしたりして、職員に身体的、精神的苦痛を与えた。

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