《連載:記録から見た選抜出場校》(上) 常総、投手陣に安定感
第93回選抜高校野球大会(3月19日から13日間・甲子園)に出場する32校が決まった。昨秋の公式戦成績から、チーム、選手の戦力を分析した。
関東大会準優勝の常総学院は、10試合での平均失点が2と投手陣の安定がチームを支えている。秋本と大川の二枚看板を軸に、うち4試合は無失点に抑えた。打線は県大会では奮わない場面もあったが、関東大会で成長。そつない攻撃に磨きをかけ、チーム打率は3割6分1厘まで上がり、関東大会は4試合中2試合がコールド勝ちだった。
大阪桐蔭はチーム打率3割7分5厘、11本塁打をマーク。1試合の平均得点は10点を超え、35盗塁と機動力も持ち味だ。松浦と関戸の二枚看板を擁する投手陣は、平均失点が2.1。総合力が非常に高い。
秋季関東大会を2連覇した高崎健康福祉大高崎(群馬)は出場校中最多の15本塁打。打率3割8分9厘で、打線には破壊力がある。
秋季東京大会で優勝した東海大菅生は、打率3割8分9厘と強力打線だ。盗塁数は8試合で53と出場校中トップ。上田西(長野)は打率が4割を超える。
秋季東北大会を2年連続で制した仙台育英(宮城)は、9試合のうち5試合で無失点。9失点に抑えた投手陣は、伊藤を中心に充実している。エース畔柳がけん引する中京大中京(愛知)は平均失点が2.3と安定している。
秋季四国大会覇者の明徳義塾(高知)は8試合で4失点。明豊(大分)は失策がわずかに一つと守りが堅い。
21世紀枠では、秋季東北大会8強の八戸西(青森)はチーム打率が3割5分台だ。秋季近畿大会に出場した東播磨(兵庫)は打率2割台で本塁打0と打線はやや弱いが、守備で流れを引き寄せる。
関東大会準優勝の常総学院は、10試合での平均失点が2と投手陣の安定がチームを支えている。秋本と大川の二枚看板を軸に、うち4試合は無失点に抑えた。打線は県大会では奮わない場面もあったが、関東大会で成長。そつない攻撃に磨きをかけ、チーム打率は3割6分1厘まで上がり、関東大会は4試合中2試合がコールド勝ちだった。
大阪桐蔭はチーム打率3割7分5厘、11本塁打をマーク。1試合の平均得点は10点を超え、35盗塁と機動力も持ち味だ。松浦と関戸の二枚看板を擁する投手陣は、平均失点が2.1。総合力が非常に高い。
秋季関東大会を2連覇した高崎健康福祉大高崎(群馬)は出場校中最多の15本塁打。打率3割8分9厘で、打線には破壊力がある。
秋季東京大会で優勝した東海大菅生は、打率3割8分9厘と強力打線だ。盗塁数は8試合で53と出場校中トップ。上田西(長野)は打率が4割を超える。
秋季東北大会を2年連続で制した仙台育英(宮城)は、9試合のうち5試合で無失点。9失点に抑えた投手陣は、伊藤を中心に充実している。エース畔柳がけん引する中京大中京(愛知)は平均失点が2.3と安定している。
秋季四国大会覇者の明徳義塾(高知)は8試合で4失点。明豊(大分)は失策がわずかに一つと守りが堅い。
21世紀枠では、秋季東北大会8強の八戸西(青森)はチーム打率が3割5分台だ。秋季近畿大会に出場した東播磨(兵庫)は打率2割台で本塁打0と打線はやや弱いが、守備で流れを引き寄せる。