2021年2月23日(火)

茨城 教科担任制、公立小学校全校で導入へ 全国初 5年と6年 理英算中心に4月から

写真はイメージ
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茨城県教委は22日、小学校5、6年の教科担任制(一部教科)を4月から県内公立小・義務教育学校全469校で導入すると発表した。全ての公立小での導入は全国初という。中教審がまとめた答申では2022年度をめどに本格導入するとしており、これに先駆けた形だ。基本的に中学校の各教科の免許を持つベテラン教員が担当し、県教委義務教育課は「児童たちの理解や学びが深まる」と話す。

茨城県では11年度、全44市町村にモデル校を設け、理科で教科担任制を実施。その後は教科や導入を拡大し、現在は県内118校に1人ずつ配置している。

新年度は全469校をカバーするため、教員266人を配置したり、拠点校から派遣したりする(19日現在見込み)。2人一組のチームティーチングなどで既に追加配置されている教員を軸にやりくりする予定で、増員はしない。

配置する教科担任の専科は理英数の3科目が中心で、理科84人、英語77人、数学(算数を担当)75人。ほかに国語、社会、音楽、体育で計30人。1学級当たり、週3〜5時間受け持つ想定だ。教科担任制は、理解や学びを深める▽小学校学習と中学校学習の円滑な接続▽教員の授業時間の削減-などが狙い。学級担任は該当教科の授業時間を授業準備や採点などの別業務に充てられ、負担軽減につながるとみる。

同課は、一つの学級で担任と教科担任が授業を行うため「複数の視点が生まれ、児童の可能性を引き出すことにつながる」と期待。5、6年以外への導入拡大は、国の動向を見極めて検討していくという。



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