2021年2月23日(火)

茨城県緊急事態宣言解除 飲食店、通常営業へ準備急ぐ 不安「客戻るのか」

茨城県独自の緊急事態宣言解除の発表を受け、翌日からの営業時間を張って準備する焼き肉店=22日、水戸市小吹町の和牛食堂、菊地克仁撮影
茨城県独自の緊急事態宣言解除の発表を受け、翌日からの営業時間を張って準備する焼き肉店=22日、水戸市小吹町の和牛食堂、菊地克仁撮影

新型コロナウイルス感染拡大による茨城県独自の緊急事態宣言が23日に解除となるのを受け、午後8時までの営業時間短縮を要請されていた県内飲食店は22日、通常営業再開に向けた準備に追われた。来客増を期待する半面、コロナ禍の収束は見通せず「果たして客が戻って来るのか」と不安視する声が聞かれた。

ステノグループ(水戸市)は時短要請に応じていた9店舗で、24日から通常営業を再開する。このうちアルバイトなどの従業員確保と在庫の状況が確認できた焼き肉店4店舗は、23日からの再開を決めた。

本田真人取締役は「これからだんだんと(自粛の雰囲気が)緩和されていけばいい」と期待する一方、「ここでクラスター(感染者集団)を出すわけにはいかない。対策は万全を期したい」と気を引き締めた。

和食レストラン「ばんどう太郎」などを展開する坂東太郎(古河市)は23日から、県内約50店舗で、営業時間を午後9時か同9時半まで延長する。

青谷英将社長は「ワクチンが普及し(感染者が)ゼロに近い状態にならないと」として、急速な客足の回復は難しいと見る。

営業時間延長は売り上げ増より、従業員の就労時間確保が目的だ。青谷社長は「働く人たちの雇用をしっかりと守りたい」と話した。

居酒屋「北のしまだ」など5店舗を運営するしまだ(水戸市)は、臨時休業していた水戸駅周辺の2店舗のうち、1店を24日から、もう1店を3月1日から再開する。

根本貴取締役は「解除は待っていた」と歓迎。ただ、東京都などで政府の緊急事態宣言が続き、ターゲットとする駅利用のビジネス客は復調が見込みにくい。「東京や企業の雰囲気が早く元に戻ってほしい」と願っていた。



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