さかなクンが海洋汚染防止訴え 「魚のすみか減少」 神栖で講演

手描きのイラストと分かりやすい説明で魚について説明したさかなクン=神栖市立矢田部公民館
手描きのイラストと分かりやすい説明で魚について説明したさかなクン=神栖市立矢田部公民館
魚に関する豊富な知識で知られる東京海洋大名誉博士のさかなクンの講演会が21日、神栖市土合本町3丁目の矢田部公民館文化ホールで開かれ、魚の生態や、ごみの海洋投棄が環境に与える影響などについて分かりやすく解説した。

さかなクンは、ユーモアあふれる話し方に加え、手描きのイラストを駆使して、サバやウナギなど身近な魚の生態を幅広く解説。イワシを題材にした食物連鎖については、「イワシの一生は危険がいっぱいだが、そのおかげで他の動物が生きられる」と話した。

プラスチックごみなどによる海洋汚染についても触れ、「海底にはレジ袋や空き缶などがたくさんあり、魚のすみかが減少してきている」と懸念を示した。餌と間違って食べた魚や動物が体調を崩したり、死んでしまっているとして、環境保護に向け「食べ物を感謝していただき、マイバッグやマイボトルなどを持ち、ごみは決められた場所に捨てよう」と呼び掛けた。

同講演会は、社会的距離を確保するため定員の半数以下となる380人に限定して開催。入場の際には検温や手指の消毒、来場者にはマスク着用が義務付けられた。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース