2021年3月1日(月)

子どもの貧困考える キャラバン、水戸で集会 行政、支援者が討論

3人のパネリストが登壇し、それぞれの立場から子どもの貧困を考えたパネルディスカッション=水戸市三の丸の県水戸生涯学習センター
3人のパネリストが登壇し、それぞれの立場から子どもの貧困を考えたパネルディスカッション=水戸市三の丸の県水戸生涯学習センター

子どもの貧困対策を推進しようと「子どもの貧困対策全国キャラバンin茨城」が28日、水戸市三の丸の県水戸生涯学習センターで開かれた。行政担当者や支援者ら56人が来場したりオンラインで参加したりした。パネルディスカッションは「それぞれの立場から見た子どもの貧困」をテーマに意見を交わした。

キャラバンは、子どもの貧困対策に取り組む公益財団法人「あすのば」(東京都)が主催。2016年から沖縄県を皮切りに始まり、茨城県は39番目。

パネルディスカッションでは、児童養護施設職員の関貴教さん(日立市)が「社会的養護の下で育った子どもたちは、施設を出た後、人と人とのつながりをつくるのが難しく孤独を抱えている」と現状を話した。中国出身の茨城大大学院生、ジャン・ユエさんは「お金や物の支援以外に、アドバイスはありがたい」など精神的なつながりの必要性を提言。常総市でスリランカ人を支援する小笠原紀子さんは「温かい心や目配りが必要」と強調した。

コーディネーターの原口弥生茨城大教授は「子どもの貧困対策は民間が細かなサポートを担い、行政がどう後押しするか考える必要がある」とまとめた。



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