無許可で大量の産業廃棄物 不法残土早期撤去を 桜川市民ら茨城県に陳情

矢口和博県民生活環境部長(左から2人目)に陳情する桜川市の今泉地区の住民ら=県庁
矢口和博県民生活環境部長(左から2人目)に陳情する桜川市の今泉地区の住民ら=県庁
桜川市今泉地区(安達利明区長)の水田だった民有地に、無許可で大量の産業廃棄物の残土が運び込まれる不法投棄があり、近隣住民らが4日、茨城県庁を訪れ、残土の早期撤去や業者への対処などを求め、陳情した。安達区長は「集落や水田も近くにあり、住民たちは心配している」と話し、矢口和博県民生活環境部長に陳情書を手渡した。

陳情に訪れたのは、近隣住民や地元桜川市の大塚秀喜市長。白田信夫県議も同行した。

陳情書や安達区長の説明によると、同所には、昨年10月ごろから残土を積んだダンプカーが出入りするようになり、現在では残土が約4メートルの高さに達している状態。建物の新築や改築・解体で生じたコンクリート片などが交じった産廃残土が、約3千平方メートルの土地に積まれている。さらに、流出した残土によって近くの水路が埋まり、早期の復旧が必要な状態だという。

陳情書には、同地区の住民25人の署名も添えられ、提出された。

桜川市はこれまでに、不法に残土を運び込んだ同業者に対し撤去の指示書を出したが、状況は変わっていない。県廃棄物対策課は「状況を注視し、引き続き県からも残土の撤去指導を行っていく」と話した。

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