147年の歴史に別れ 桜川・猿田小で閉校式

閉校式でふるさとを思う呼び掛けを順に発表した桜川市立猿田小の児童たち=桜川市猿田
閉校式でふるさとを思う呼び掛けを順に発表した桜川市立猿田小の児童たち=桜川市猿田
3月末で閉校する茨城県桜川市猿田の市立猿田小で6日、閉校式と閉校の集いが開かれた。全校児童26人が声高らかに校歌を歌い上げ、ふるさとを思う呼び掛けを一人一人が順に行い、創立147年の歴史を惜しんだ。

式には児童と教職員、保護者、来賓ら約100人が出席。会場の入り口で検温と消毒を行うなど、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し実施した。

式では田部井悦子校長から大塚秀喜市長に校旗が返納され、児童が校歌を合唱。田部井校長があいさつで「皆さん一人一人の中にふるさとの未来がある。頑張ってください」とエールを送ると、児童全員が「はい」と元気よく応えた。

閉校の集いでは、童謡「ふるさと」に乗せて、ふるさとを思う呼び掛けを児童全員で順に行い、「僕たち、私たちの大切なふるさと」と体育館いっぱいに響き渡る声で唱和した。6年の安達鴻輝(こうき)君は「同級生がおらず入学式は1人だったが、上級生が温かく迎えてくれたことが一番の思い出。閉校は寂しいが、たくさんの思い出ができた」と話した。

同小は1873(明治6)年に松田小として開校。名称の変更や移転を経た後、1955年に猿田小として改称。少子高齢化で学区内の人口減少が進み、2020年度は3〜4年生、5〜6年生が複式学級となっていた。4月から同市友部の羽黒小と統合する。

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