次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

【センバツの「主役」 甲子園に挑む常総ナイン】 (9) 外野手・田中隼人と外野手・大津勇人

田中隼人
田中隼人
大津勇人
大津勇人


■17 田中隼人 外野手 守備力と走塁持ち味
持ち味は高い守備力。肩の強さと送球の正確性は島田直也監督のお墨付きだ。

打撃の成長も著しい。目標の選手は、2015年春、常総学院が8強に進出した時の主将を務めた、プロの宇草孔基(広島)。同じ墨田シニア(東京)出身で、中学時代には「打率のことは考えず、打席に集中すれば自然と成績も上がる」と助言を受けた。コンパクトなスイングを心掛け安打を狙うほか、相手の守備位置を見ながら、バントやバスターも仕掛ける。

自分の強みや好調ぶりを練習でアピールし続け、ベンチ入りにつなげた。「自信があるのは走塁と肩の強さ。自分の足で楽に得点し、試合を決める場面で確実な送球をしたい」と意気込む。

172センチ、70キロ。右投げ右打ち。埼玉・潮止中出身。2年。

■18 大津勇人 外野手 打撃練習の成果期待
島田直也監督が「朝から晩までずっとバットを振っている」と語るほどの努力家。センバツの大舞台でメンバー入りを果たした。

朝起きると、まず素振りをするのが日課だ。数は決めずに、30分間黙々と振り続ける。さらに全体練習が終わると、他の部員と一緒に室内練習場で打撃練習。その後はまた30分1人でバットを振る。

「自分の持ち味はまだ分からない」と控えめに話すが、打撃にはパンチ力がある。勝負強く、広角に飛ばす。俊足で走塁技術も高く、投手もこなす器用なプレーヤーだ。

本番は間もなく。「試合を決められるプレーをしたい」。積み上げてきた練習の成果を甲子園で発揮する。

170センチ、70キロ。右投げ左打ち。神奈川・橘中出身。3年。
(おわり)

(学年は新学年)

茨城の求人情報

全国・世界のニュース