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新型コロナ 茨城で初の変異株クラスター疑い 日立の飲食店関連13人、店名公表

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県と水戸市は4日、県内で新型コロナウイルス感染者が新たに計45人確認されたと発表した。うち10人は日立市大みか町の飲食店「スナック レイ」の従業員と利用客で、店内での感染者は計14人に拡大。県は変異株の陽性者を含む新たなクラスター(感染者集団)発生の可能性が高いとして店名を公表した。県内で変異株クラスターが疑われる事例の確認は初めて。感染者の累計は6876人。

県によると、4日までに新型コロナ感染が確認された同店関係者のうち、20〜80代の男女13人が変異株感染だったことが、県衛生研究所の検査で分かった。内訳は従業員5人、利用客2人、その家族など6人。全員軽症か無症状で、海外滞在歴はない。

県内の変異株確認は計23例となった。今回の13人がどの国に由来する変異株かは今後、国立感染症研究所で特定する。県は同店関係の残る陽性者についても変異株かを判定する検査を進めている。

県感染症対策課は「変異株は感染力が強いとされる。広く検査して抑え込んでいきたい」とし、3月26日以降に同店を利用した人は日立保健所に相談するよう呼び掛けている。同店では今月1日に最初の陽性者が発表され、2日から休業していた。

また、県警は4日、逮捕後、日立署に留置されていた20代男性の感染を発表。県の同日発表分に含まれ、職業や居住地は不詳とされた。

県警留置管理課によると、男性は1日、喉の痛みや発熱などの症状があったため医療機関を受診した結果、抗原検査で陽性が確認された。感染拡大防止のため、県内の別の留置施設に移された。県警は、男性の逮捕や留置に関わった水戸署員20人と日立署員5人を自宅待機とした。

ほかに、同じ高齢者福祉施設に勤務する龍ケ崎市と利根町の女性職員2人の感染も判明した。

新型コロナ感染者のうち新たに32人が回復。県内の退院・退所などは計6303人となった。

■県内の感染状況
新規 45人
累計 6876人
うち死者 127人
退院・退所等 6303人
(県発表、4日午後10時現在)

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