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水戸の四中圏域ねっとわーく 認知症、声掛け動画をネット配信 活用呼び掛け

認知症の高齢者に声を掛けるポイントを紹介した動画を制作した(四中圏域ねっとわーく会議のユーチューブから)
認知症の高齢者に声を掛けるポイントを紹介した動画を制作した(四中圏域ねっとわーく会議のユーチューブから)


■保護、ポイント七つ紹介
地域の介護、障害者事業所で構成する水戸市の「四中圏域ねっとわーく会議」が認知症の高齢者に声を掛けるときの動画を作成し、8日、同市吉沢町の「いきいき交流センターふれしあ」でお披露目された。民生・児童委員の定例会合で6分37秒間の動画を流し、地域の人たちに見てもらえるよう呼び掛けた。3月19日から動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」で配信している。

動画は、昨年12月に同市酒門町の高齢者施設と付近の路上で収録。プロジェクトチームのメンバーや民生委員の計7人が役者とカメラマンとして参加した。道端に座り込んでいた迷い人のおばあさんに通行人の男性2人が優しく声を掛け、保護するまでのシーンを繰り返し、車載カメラを含め数台で撮った。

施設内では、案内役の男女2人が高齢化社会で認知症による行方不明者が増えている現状や、認知症のお年寄りに声掛けするときの七つのポイントを笑顔で紹介する場面を収録。収録した映像は編集を行い、場面ごとにテロップや効果音を入れて仕上げた。

会合には委員ら約40人が出席。冒頭に動画を流し、メンバーらが地域の人たちに見てもらい、活用してくれるよう呼び掛けた。動画の中に、おばあさんを見つけて保護する役の民生・児童委員の平野秀彰さん(75)が登場すると、会場に笑顔が広がった。平野さんは「何とか演じられたのかな」とはにかみながら「これからもっとPRして、たくさんの人に見てもらいたい」と話した。

会議は、市立第四中学校区にある39事業所の連絡組織。市南部第一高齢者支援センター(ケアハウスみと)が統括する。認知症になっても声を掛けてもらえ、安心して外出できる地域づくりを目的に年2回、スーパーや金融機関などで声掛け訓練を行っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大で昨年度の訓練ができなかったため、動画を作成して意識を広めることにした。

吉田克也センター長は「コロナ禍でも何かできないかと、まずは1本作ってみようと始まった。高齢者だけでなく、これからいろいろなテーマで作っていきたい」と話した。

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