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茨城、コロナ「第4波」入り口に 県医療統括監「従来対策では不十分」 調整本部再開 病床拡充の方針

新型コロナウイルスの感染防止策徹底を訴える県の安田貢医療統括監=県庁
新型コロナウイルスの感染防止策徹底を訴える県の安田貢医療統括監=県庁

新型コロナウイルス感染者の入院調整を指揮する茨城県の安田貢医療統括監は19日、茨城新聞の取材に応じ、茨城県でも感染「第4波」の入り口を迎えたと受け止めた上で、「これまでと同じ対策では間違いなく第3波を超える」との認識を示した。感染者の増加を受け、入院調整本部も本格的に活動を再開。医療の逼迫(ひっぱく)に備え、新型コロナ患者向けの病床を拡充する方針も示した。

19日の県内新規感染者は52人で、1日当たりの新規感染者数は8日連続で前週の同じ曜日を上回った。直近7日間平均の新規感染者数は50.6人となり、2カ月半ぶりに50人を超えた。前週(34人)からは48.8%増えた。

入院患者は3月下旬に100人を下回り、重症者もゼロになった。その後、増加に転じ、19日時点で入院患者は149人、重症者は9人まで増えた。患者の入院先調整を一元的に行う入院調整本部も、14日から警戒レベルを1段階引き上げ、再び本格稼働し始めた。

安田統括監は「新規感染を抑え込んだ第1波や第2波と比べ、第3波以降は陽性者が20〜60人と下がり切らずに推移してきた」と説明。約2週間で入院患者が倍増した年明け以降の第3波に触れ、「第4波はそれを上回る可能性が十分ある」と語った。

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