次の記事:常磐道で速度違反、身代わり出頭させる レーサーら逮捕

茨城県フラワーパーク 滞在型の観光施設に 29日、改修再オープン

リニューアルした県フラワーパークの内覧会で「バラのトンネル」をくぐる参加者ら=石岡市下青柳
リニューアルした県フラワーパークの内覧会で「バラのトンネル」をくぐる参加者ら=石岡市下青柳


茨城県石岡市下青柳の県フラワーパーク(愛称・いばらきフラワーパーク)が29日にリニューアルオープンするのを前に、メディア向けの内覧会が22日に開かれた。同施設の大規模改修は1985年の開園以来初めて。五感で楽しめるよう工夫されており、滞在型の観光施設として国内外に発信する。

同施設の目玉は900種9千株のバラで、5月下旬に見頃を迎える。入場口を通ってすぐにある「バラのトンネル」では、新たに名付けられた品種「ユイット・カンパーニュ」などを植栽。担当者は「期待感を高めることを狙った」と説明した。

また、色や香りごとに区分けされたバラ園、新設のガラス張りのレストラン、充実した物販施設なども公開された。

隣接する石岡市のふれあいの森(愛称・花やさと山)もリニューアル中で、夏の供用開始に向け、ロッジなどの整備が進んでいる。

両施設は、県側と石岡市側の共同事業体が指定管理者となり運営を担う。県フラワーパークの長田昇園長は「花と自然と茨城県が少しでも好きになってもらえる施設にしたい」と語った。

29日には大井川和彦知事や石岡市の谷島洋司市長らが出席して、セレモニーが行われる。

最近の記事

茨城の求人情報

全国・世界のニュース