原発事故から10年間 福島の被災地を撮影 泉さん、28日まで写真展

東京電力福島第1原発事故の被災地を10年間撮影し続けてきた泉幸男さん=水戸市南町
東京電力福島第1原発事故の被災地を10年間撮影し続けてきた泉幸男さん=水戸市南町
東京電力福島第1原発事故から10年間にわたり、福島県内の被災地を撮影し続けてきた東海村舟石川の泉幸男さん(78)の写真展が茨城新聞みと・まち・情報館(水戸市南町)で開かれている。28日まで。

泉さんは、事故直後からボランティア活動や大熊町に自宅がある知人の一時帰宅に同行するなどして、避難指示区域をはじめ被災地に足を運び、つぶさにカメラに収めてきた。会場には今もなお、事故直後と変わらない姿をとどめている洋品店や小学校など約50点を展示している。

泉さんは、原子力防災の業務に携わった経験から、原発事故に自責の念を感じていたという。記録してきた膨大な写真は、1冊の写真集としてまとめ、昨年11月から東海村や常陸大宮市などでも写真展を開き、若い世代とも賛否などの意見に耳を傾けてきたという。泉さんは「いろいろな意見があると思うが、まずは多くの人に『福島の今』を見て知ってほしい」と力を込めた。

平日午前10時〜午後5時。問い合わせは同情報館(電)029(306)9500

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