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《新型コロナ》茨城県 感染拡大10市町村追加 「まん延防止」も再要請

「感染拡大市町村」の追加などについて説明する大井川和彦知事=県庁
「感染拡大市町村」の追加などについて説明する大井川和彦知事=県庁

茨城県独自の新型コロナウイルス対策として、大井川和彦知事は17日、臨時会見で、「感染拡大市町村」に土浦や筑西など10市町村を20日から追加指定すると発表した。6月2日までの2週間、不要不急の外出自粛や飲食店の午後8時までの営業時間短縮を要請する。また、水戸など7市町の指定延長などに伴い、対象は20日以降、県内の半数近い計20市町村に拡大する。大井川知事は最近の若年層の感染拡大や変異株の広がりに危機感を示し、国に「まん延防止等重点措置」の適用を17日付であらためて要請したと明らかにした。

感染拡大市町村に追加指定したのは、ほかに下妻、笠間、牛久、かすみがうら、鉾田、小美玉、阿見、東海の各市町村。いずれも直近1週間の人口1万人当たりの新規陽性者が、国指標のステージ3相当の「1.5人以上」を上回った。

指定を19日までとしていた9市町のうち、水戸、古河、結城、茨城、大洗、八千代、利根の7市町は期間を26日まで1週間延長。残りの龍ケ崎市とつくば市は19日までで解除する。クラスター(感染者集団)発生などで特に感染拡大が顕著な大洗町について、大井川知事は「特別な検査を行えるかどうかも含め、町と協議したい」と述べた。

ほかに、常陸太田、取手、境の3市町は26日まで指定が継続される。

大井川知事は最近の県内の感染状況について、「20〜40代の若い方の感染が広がっているほか、(感染者のうち)ほぼ半数が変異株に感染している」と説明。16日時点で国指標の6項目中5項目、県指標の4項目中3項目が、2番目に高い「ステージ3」となっていることを挙げた。

大井川知事によると、まん延防止等重点措置の要請・打診は今回で3度目。同措置の適用をあらためて国に強く求める一方、「指定を待つことが許されない状況となれば、県独自の緊急事態宣言を出す可能性も排除しない」と述べた。

このほか、学校の部活動における新たな対策を公表。練習試合や合同練習について、県外校との開催自粛や感染拡大市町村内の学校との開催を慎重に判断する対応を講じる。私立校や大学に対しても、同様の対応を要請する。

【感染拡大市町村】
■5月20日〜6月2日
土浦、下妻、笠間、牛久、筑西、かすみがうら、鉾田、小美玉、東海、阿見

■5月26日まで
水戸、古河、結城、茨城、大洗、八千代、利根(延長)
常陸太田、取手、境(継続)

■5月19日まで
龍ケ崎、つくば

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