女子高生社長、取手の鷲田さん 「日本ファン」増えて 漫画エッセー本出版

鷲田るみさん(中央)と、母の美加さん(左)、漫画家の中林まどかさん(右)
鷲田るみさん(中央)と、母の美加さん(左)、漫画家の中林まどかさん(右)
現役高校生で会社経営者でもある鷲田るみさん(17)=茨城県取手市=が、母の美加さん(54)との共著「JK、外国人の彼氏から#本日の日本を気づかされる。」を出版した。高校生の目から見た日本の習慣や精神性を、漫画やエッセーでコミカルに紹介する内容で「世界中に日本のファンを増やす」という大きな夢につながる一歩と位置付ける。

るみさんは江戸川学園取手高の3年生。中学3年で、日本の魅力を世界に発信する会社「CEPON(セポン)」を起業しており、今回の出版は、特に同世代に伝える手段の一つとして企画した。

漫画はA5判、116ページ。女子高生るみと外国人の彼氏ルイが登場し、日常を通じて日本を見直す構成だ。るみさんはエッセーを担当。和菓子や学校、擬音、食品サンプル、安全など10項目を取り上げ、和菓子から伝わる四季や、学校の掃除、食品サンプルとおもてなしの心など、普段感じている「日本の魅力」を盛り込んだ。

出版に向けて動き出したのは昨年春ごろから。「外国人に魅力を伝えるには、まず日本人が日本のことを知らないと」。るみさんの思いを形にするため、漫画家やデザイナー、印刷ディレクターなど、つくば市周辺で活動する大人たちがサポートに回った。

漫画を担当した中林まどかさん(30)は、るみさんのリクエストを基に「自然体の高校生らしさを大切に、テンポ良く仕上げた」。起業家でもある美加さんもエッセーを執筆。母親として「子どもがやりたいことを、大人が本気で応援する環境が大事」と見守りつつ、「(制作に携わった人たちの)世代間ギャップも楽しんだ」とパートナーとしての一面ものぞかせた。

るみさんが考える日本の一番の魅力は「精神性」にあるという。他人への配慮や思いやり、当たり前のことをきちんとする。「私もそれができる人になりたい」と笑顔を見せる。

日本文化に触れ、楽しく学べるテーマパークをつくるなど目標は明確だ。夢を実現するために、「大学で経営を学びたい」と、真っすぐに将来を見据える。

漫画は1100円。県内の一部書店やインターネットで購入できる。問い合わせは鷲田美加さんinfo@rion2020.com、(電)090(4412)8957へ。

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