いばらき紀行 ()
《いばらき紀行》天地溶ける青 つくば・筑波山梅林に建つ展望四阿

田に水が張られた初夏の筑波山麓。宵闇のわずかな時間、深い青色に包まれる=つくば市(30秒露光)
田に水が張られた初夏の筑波山麓。宵闇のわずかな時間、深い青色に包まれる=つくば市(30秒露光)
天と地が溶け合うように、濃い青色に包まれる。茨城県つくば市沼田の筑波山梅林に建つ展望四阿(あずまや)。若葉に包まれたこの地から山麓を見下ろすと、眼下には水の張られた田が広がり、田植えを終えて苗が育つまで、大きな水鏡を作り出す。宵闇のわずかな時間、空が深い青色に染まると、辺りも青一色になる。遠くまで続く街明かりは満天の星を想起させ、水田の間の道路を自動車が走る姿は、まるで流れ星のように見える。やがて空には星座が浮かび、水田は漆黒の色に移ろう。

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