常陸太田の幼稚園 希少生物に興味津々

希少なサンショウウオを鑑賞する園児ら=常陸太田市内堀町
希少なサンショウウオを鑑賞する園児ら=常陸太田市内堀町
トウキョウサンショウウオ(益子治さん提供)
トウキョウサンショウウオ(益子治さん提供)
茨城県常陸太田市立太田進徳幼稚園(同市内堀町、佐藤恵子園長)で5月26日、同市内に生息する希少なサンショウウオなどの生き物を園児らに鑑賞させる催しが開かれた。

希少な生き物を持参したのは、元太田公民館長の益子治さん(81)。市内で卵を採集し、成体に育てたトウキョウサンショウウオやクロサンショウウオなどの希少生物のほか、ニホンアカガエルやトウキョウダルマガエルなど、地域に生息する生き物が園児らの前に並べられた。

園児らは体長約10センチの希少なサンショウウオを興味深そうにのぞき込みながら「かわいい」と声を上げていた。

コロナ禍で、昨年は同園でも発表会などのイベントが中止。佐藤園長は「子どもたちが目を輝かせている姿を見て、生き物に触れる機会をつくることができてよかった」と笑顔を見せた。

益子さんは市内の幼稚園やこども園に、採集したサンショウウオを見せて回る活動を2012年から続けている。「子どもたちに地域の生き物に興味や関心を持ってもらえれば、生息環境を大切にする気持ちも生まれる」と、活動の意義を話した。

サンショウウオは園児らに鑑賞させた後、採集した場所に返すという。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース