元桜川市地域おこし協力隊・大川さん、任期後残留 古民家でカフェ運営

カフェ「一会一期」をオープンした大川奈奈さん=桜川市羽田
カフェ「一会一期」をオープンした大川奈奈さん=桜川市羽田
■住民自由に集える場
住民が気軽に集まれる場所を提供したいと、茨城県桜川市の大川奈奈さん(62)が古民家でのカフェの運営に取り組んでいる。兵庫県出身の大川さんは、1月末まで同市の地域おこし協力隊の一員として活躍した。新たな活動の場を求めて、2月にカフェ「一会一期(いちえいちご)」を同市羽田にオープンし、地域の拠点づくりを目指している。

「ヤマザクラが自生する里山の環境を気に入り、隊員の任期満了後も残ることを決めた」と大川さん。ヤマザクラを使ったせっけんの企画・販売を手掛けるなど地域資源の活用に力を注いできた大川さんは、3年間の活動の中で、地域に住民が集える場所が少ないことに気付いた。住民が自由に交流できる場を提供したいと、地元産の野菜をふんだんに使ったサンドイッチと市内で焙煎(ばいせん)するコーヒーを看板にカフェをオープンした。

古民家は、同市御領のにのみや工務店が所有する。同社の会長夫妻が金土日に喫茶店を営んでおり、空いている平日の利用者を探していたところ、大川さんの希望と合致した。

大川さんは「単なるカフェではなく、来た人がチャレンジできる場所にもしたい」と意気込み、マルシェやワークショップの開催も検討している。サンドイッチは直売所「加波山市場」(同市鍬田)でも販売し、予約も受け付け中。(電)0296(54)5661

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