常陸太田・北沢トンネル今秋開通 茨城県北観光や災害対応推進

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茨城県常陸太田市下高倉町から同市折橋町を結ぶ国道461号線の拡幅事業で、県は8日、「北沢トンネル」(全長1.6キロ)を含む3.4キロ区間が今秋開通する見通しと明らかにした。高萩市と大子町間の交通アクセスが飛躍的に向上し、県北地域における広域的な周遊観光や災害時の輸送体制の推進につながりそうだ。

同日の県議会一般質問で、西野一氏(いばらき自民)の質問に仙波義正土木部長が答えた。

難所「北沢峠」を越える同区間は、狭い場所で道幅が約2・5メートルと険しい峠道。大型車の通行が難しい上に、乗用車のすれ違いも困難だった。拡幅やトンネル整備による2車線化で、これまで8分だった所要時間が2分に短縮されることとなる。

このほか2016年度には、同市上高倉町から下高倉町の3.8キロ区間で、2車線化の拡幅整備が完了している。

両拡幅事業の完成で、袋田の滝(大子町)や竜神大吊橋(常陸太田市)、花貫渓谷(高萩市)などの県北観光の周遊ルートが確立し、海側と山側のアクセスが向上。生活道路としての利便性向上や災害時における緊急輸送道路の機能強化も進み、「地域活性化や安全な交通確保が図られる」(県道路建設課)としている。

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