2021年6月11日(金)

新型コロナ 茨城で感染者1万人突破 新規減少傾向 変異株7割に

茨城県内の新型コロナウイルス感染者数は10日、累計で1万人を超えた。流行「第4波」はピークを越え、新規感染者は減少傾向にあるとして、県は飲食店に時短営業を求める「感染拡大市町村」の指定を、17日から県全域で解除する。一方で、直近の変異株陽性率は7割まで増加。感染力が強いとされる変異株に置き換わりつつあり、感染再拡大への懸念はなお残る。

県内初確認は昨年3月17日。累計感染者は都道府県別では13番目に多い。流行時期は首都圏と連動し、年末年始や年度替わりなど、人の移動が増える時期と重なった。

特に年末年始以降の「第3波」は急拡大し、累計感染者の75%は今年1月以降に確認された。春先の第4波は3波に次ぐ規模となり、月別の感染者で5月(1591人)と4月(1403人)は、最多の1月(2372人)に次いで多かった。

変異株も3月以降に拡大。県によると、変異株陽性率は3月は1%程度だったが、4月33%、5月56%、6月(9日時点)70%と増え、茨城県でもN501変異を持つ変異株が主流になりつつある。

県によると、10日時点で県内の1日当たりの陽性者(週平均)は27・5人、経路不明者数は8・7人で、それぞれ2週間前と比べ45%減った。入院患者も5月は200人超えが続いたが、今月10日時点で133人まで減った。

感染者全体に占める死者(計157人)の割合は1・6%で、全国平均を下回る。年代別の死者は80代が70人で最多。次いで90代41人、70代30人、60代11人、100代2人、50代と30代、年代非公表が各1人。

地域別の感染者は「南高北低」の傾向にあり、居住地別の累計では水戸市が1032人で最多。次いでつくば市913人、土浦市697人、古河市674人と続く。人口10万人超の7市で感染者全体の44%を占める。



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