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新型コロナ 茨城で初の変異株確認 L452R 強い感染力、男性軽症

茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県庁=水戸市笠原町
茨城県は21日、新型コロナウイルス感染が確認された県内在住の20代以下の男性が、感染力が強いとされる「L452R」の変異がある変異株陽性だったと発表した。「デルタ株」(インドで確認された変異株)などを含むL452R変異株の陽性例は県内で初めて。男性の感染経路は不明で、軽症のため宿泊施設で療養している。

L452R変異株は、インドで初めて確認されたデルタ株や米国由来の「イプシロン株」などを含み、従来株に比べて感染力が強く、ワクチンの効果を弱める可能性があると指摘されている。

県によると、男性は今月下旬に新型コロナ陽性と判明。1カ月以内の海外渡航歴はなく、民間の検査機関で実施したPCR検査で変異株陽性と分かり、20日に県へ報告があった。男性は普段から県外に行く機会が多かったという。県は現在、家族の検査などを進めている。今後、国立感染症研究所でゲノム解析を行い、変異株の種類を特定する。

変異株については、「第4波」拡大後は、ウイルスのほとんどが英国株など「N501Y」の変異を持つ変異株に置き換わったと見られる一方、L452R変異株の感染確認は全国でもまだ少なく、今後拡大が懸念されている。

変異株検査を巡り県は、これまではN501Y変異株を対象にしていたが、今月14日から、国の検査方針に基づき、L452R変異株を対象とした体制に移行していた。

L452R変異株について県は「県内で広がっている状況ではない」と説明している。

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