次の記事:茨城県内最多290人感染 全域拡大、水戸も更新

砂沼サンビーチ跡地利用 県方針案に理解求める 下妻市が市民説明会

「砂沼サンビーチ跡地の利活用方策調査結果」を伝える市民説明会=下妻市砂沼新田
「砂沼サンビーチ跡地の利活用方策調査結果」を伝える市民説明会=下妻市砂沼新田

2018年度限りで廃止した大規模屋外プール施設「砂沼サンビーチ」(茨城県下妻市長塚乙)の跡地利用を巡り、市は24と27の2日間、市立図書館(同市砂沼新田)で砂沼関連の他事業と併せ、県が公表した同施設跡地の利活用方策調査結果を説明、意見を聞く市民向け説明会を開いた。同結果の提案は、「高質なアウトドア複合拠点」との方向性を提示。菊池博市長は「廃止から2年3カ月。県の方針案が示され、県と市で協議をしている。跡地について、市民の意見を取り入れながら進めたい」と述べ、同事業への理解を求めた。

老朽化や赤字経営などを理由に閉鎖した砂沼サンビーチは、県営の砂沼広域公園の一部にあり土地は県、施設は市が所有する。

県は20年度に跡地利活用の調査事業を実施。3月には同館で、県と市が「跡地利活用調査経過説明会」を開いた。その後、県はホームページで「砂沼サンビーチ跡地の利活用方策調査結果」を公表し、市は要点をまとめ市広報に載せた。

今回の説明会は、オンラインを含め2日間で計75人が参加。菊池市長や斎藤章副市長らが出席した。

まずは市担当者が県の同結果を基に説明。基本的な考え方として、県内外から人を呼び込める県西地域の交流拠点▽民間事業者のアイデアや投資による持続可能な施設▽機能面のレガシーを継承する施設-を重点に置き、特に「民設民営がベース」と強調した。

後継施設は、都市公園内という条件を踏まえ、設置可能な施設を絞った。市場性や収益性、地域貢献を重視し、高規格なキャンプ施設を中心とし、アスレチック施設や水上アクティビティ用の桟橋の併設など、「高質なアウトドア複合拠点」が提案されている。

市担当者は「これらは決定ということではない。詳細は民間事業者の公募により、提案を受け、最終的に導入機能や民間と行政の役割分担が決まる」と話した。事業者公募は、企画競争入札で決定する見通し。

参加者からは、「公募の内容」や「説明会を自治会ごとできないか」などの意見や要望が出た。

跡地利用に関しては、地域住民らで組織する「砂沼サンビーチ跡地活性化協議会」(貝島桃代座長、筑波大准教授)が5月31日付で市と市議会へ「砂沼サンビーチ跡地調査報告にかかる要望書」を提出。「温泉利用型健康増進施設の検討」や「住民が何を必要としているか把握した上で進めること」などを求めている。

最近の記事

全国・世界のニュース