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新型コロナ 茨城の市町村で接種計画変更相次ぐ ワクチン不足懸念 水戸市、予約開始時期を延期

新型コロナウイルスのワクチン
新型コロナウイルスのワクチン
新型コロナウイルスワクチン接種で、米モデルナ製の供給見通しが立たず、接種計画を変更する茨城県内の自治体が相次いでいることが29日、分かった。水戸市は同日、大規模接種会場のワクチンについて別の会場で使う予定だった米ファイザー製を投入するとともに、7月に予定していた18〜49歳の予約開始時期の延期を発表した。

モデルナ製を巡っては、河野太郎行政改革担当相が同日、在庫に応じて自治体などに接種スピードを調整してもらう必要があるとの認識を示した。供給量の減少により、県内の自治体で計画変更を余儀なくされる状況が表面化した形だ。

市保健予防課によると、大規模接種会場は7月1日〜9月5日の24日間に市総合運動公園体育館(同市見川町)に開設する計画で、8月上旬までの予約を受け付けていた。ワクチンの種類は当初、全日程でファイザー製を予定したが、県の依頼を受け、後半部分をモデルナ製に変更した経緯がある。

今回、変更するのは、7月15日からの後半部分で、予約受け付けが始まっていない8月中旬以降は調整中。市の担当者は「当面できる体制としてはファイザー製でやるしかない」としている。

市のワクチン接種は65歳以上の高齢者が進み、64歳以下に対しても予約受け付けを開始するなど日程を前倒ししたばかり。45〜49歳と18〜44歳の予約開始も7月7日と同16日にそれぞれ予定していたが延期を発表。時期は未定という。

県によると、「ワクチン不足」の懸念から接種予約の受け付けを停止したり延期したりする動きは、水戸市以外の自治体にも広がっている。県内へのワクチン供給は、ファイザー製は7月5日から2週間分の配分量が前回比で約4割減と急減する。さらにモデルナ製の供給計画も詳細は示されていない。

市町村から県への問い合わせも相次いでおり、「長期的な供給スケジュールを示してほしい」「(必要量を)優先配分してほしい」などの要望が寄せられているという。

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