プール修繕、中学時代の教師に恩返し 桜川・坂戸小で須知さんら

ボランティアでプールの修繕と塗装を行った須知大介さん(前列左から2人目)と中学時代の同級生たち=桜川市西飯岡
ボランティアでプールの修繕と塗装を行った須知大介さん(前列左から2人目)と中学時代の同級生たち=桜川市西飯岡
お世話になった中学時代の先生に恩返しがしたいと、茨城県筑西市直井で塗装業を営む須知工業の須知大介さん(32)が、仲間らに声を掛け、茨城県桜川市立坂戸小(同市西飯岡、宮田真理子校長)のプールを修繕、マリンブルーの色調に塗り替えた。同校で6月23日、須知さんら5人を招いた感謝の会が開かれ、全児童120人で書いた寄せ書きを手渡した。

昨年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、プール授業が中止となったことから同校は6月、7月下旬からの授業開始に向けてプール清掃を2年ぶりに行った。その際、プール底面の塗装がはがれ、突起物ができるなど、子どもたちが利用するには危険な状態となっていることが分かった。

下館中(筑西市岡芹)時代の教え子である須知さんに、宮田校長が修繕日数や費用について相談したところ、開口一番「ぜひ修繕させてほしい」との申し出があったという。

プールの修繕と塗装は、須知さんが中学時代の仲間ら7人に声を掛け、ボランティアで約1週間かけて実施した。塗装剤は水戸市の明豊が提供した。「宮田先生は姉も含め、お世話になった先生。困っている先生を助けたい、仲間と共に協力したいとの思いで実施した」と須知さん。宮田校長は「無事授業ができることになり、本当にありがたい」と感謝した。

感謝の会には、1、6年生計42人が参加。6年生の代表者が「プールをきれいにしていただきありがとうござます」と寄せ書きを手渡した。

最近の記事

ニュース一覧へ

全国・世界のニュース